3回目コロナワクチン打ってきた報告
従前、「【やはりくるのか】ワクチンパスポート必須の時代」でも触れたように「ワクチン接種済み」の証明書が公的なものとして発行される世の中になりつつあるところに予想通りコロナが第6波らしきものがやってきてしまいました。
蔓延している新株「オミクロン株」については重症化のリスクが以前に比べて低いとされていますが、我が東京都では依然として3000人から5000人レベルの新規感染者を出し(※当記事更新時点)、発出された「蔓延防止等重点措置(まんぼう)」が延長をされるかどうかという見通しの中(※記事更新時点で3/21に全国的に解除とのニュースが入るが今後どうなるか)、ついに文京区住民にも3回目ワクチン接種の赤紙(もしくは「召集令状」と表現しても良い※実際には白い用紙で赤くはありません)が届いたため、これの接種のため暗鬱とした心境で応召することになりました。



接種間隔は、過去記事(2回目コロナワクチン打ってきた報告)にもあるよう前回(2回目)接種が8月だったため7ヶ月ほど経過していることになります。
幸いにして私自身を含め周囲にコロナに罹患した者がおらず、実際にコロナの重篤な症状を目の当たりにしたわけでもありません。あくまでネットやテレビなどのニュースメディアから伝えられる陽性者の症状だけ聞き及ぶ状態にあります。
そんな中で、私と同じ1、2回目がファイザーで3回目(ブースター接種)がモデルナというケースにて副反応として高熱が出る人が周囲に散見されており、これの接種には慎重な立場にいた私でありますが、業務上、私生活上、またモラル上でも3回目の接種をしないわけにはいかず、苦渋の決断で文京区からの赤紙(招集)に応じ、接種をしてきました。

ワクチン接種会場は・・・なんとあの場所!
文京区の3回目ワクチン接種の予約は2月上旬には開始されていたのですが、その時点ですでに近場の会場、近場の日時の空きがなく(近い日時のファイザーが早々にSOLDOUTの状態になったと思われる)、ファイザーではなくモデルナで、かつ、少し遠い会場、少し遠い日時での空きしかなかったので、ほぼ一面のパネルが埋まっているところからかろうじて空いていた日時にて、モデルナでの3回目接種を予約するに至りました。
そうして、ついに3回目接種の日がやってきました。
接種会場は・・・なんと東京ドーム!
まず入り口ではこんな感じ。警備体制が強化されている?
受付では接種券を提示するのみならず、手荷物検査まで実施していました。
「ただのワクチン接種で荷物検査とは厳重すぎないか?」と不思議に思い、1、2回目の時は会場が違うせいもあるかもしれませんが、それにしても普通のワクチン接種は会場に入るのにここまでの厳重さはなく、後述するような理由があったためと推測されます。
ともかくもドームの中へ。
案内係から接種の医師、医療関係者ら係員の方が皆さんジャイアンツのオレンジユニフォームを着用していました。
ご覧の通り、中はガラガラです。
場内で読売ジャイアンツのノベルティみたいなものを配っている人が巨人村田コーチ似(ジャイアンツジャンパーを着ていた記憶)の男性だったのですがちゃんと見ていないため定かではありません(※あとで元横浜ー巨人選手村田修一さんのプロフィールを調べたら「身長177センチ」とあり、私が見た男性は170センチ弱くらいだったので別人と思われ野球OBの方でもないかもしれません)。そばにはチアリーダーのお姉さんも二人くらいいました。声は出さずノベルティーを受け取った接種者に”ボンボン”を振っていました。ジャビ子ちゃんもいました。
平日だったため人が少なく受け付け終了後5分程度で接種が完了し、15分の待機時間(経過観察)はドームの内野席にて待たせてもらいました。オーロラビジョンには昨年のものと思われる巨人の試合(日テレの野球中継)映像が流されていて、グラウンド上ではスタッフの方たちによって練習試合の準備(?)が進められていました。
ノベルティ的なものはまだ開封していないのですが、ジャイアンツ特製マスクや除菌シートなどが入っているようです。水ももらいました。
プロ野球ファン(巨人ファンではありません)でもあり音楽ファンでもある私は、これらの聖地とも言える場所でのワクチン接種に与るという奇遇な体験と帰趨を得ました。東京生活が長い私ですが、東京ドームに入ったのは今回が初めてでした。
接種もスムーズに終わり、東京ドームに入ることができ、係員の方の誘導も丁寧で迷わず進んであっという間にワクチン接種を終えることができました。
先述した警備が厳重(と思われる)理由は、前日に反ワクチン陰謀論系の団体が接種会場周辺でデモを行なっていたらしく、そのためと推測されます。
ただ、私が訪れた日はいたって平穏でした。イヤホンを耳にかけたスーツ姿の男性の姿を多く見かけましたが、これらがただの警備関係者か、東京ドームおよび巨人軍の球団職員か警視庁の警備担当者かはわかりませんでした。
とにかく、あまりにもお見事な運営ぶりに危うく巨人ファンになるところでした。
・・というのは冗談として、文京区ワクチン接種に協力し会場に提供してくれた東京ドームと読売巨人軍および文京区、医療関係者、警備運営関係者の皆さまには感謝しかありません。
なお、当記事配信の13時半時点では高熱などの副反応は出ておらず、1、2回目と同様で注射を打った方の腕が上がりづらい、やや痛いといったくらいで、あとはいつもと変わりありません。
※その後の症状は当記事最下部あたりに追記しておきます。

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自分と同じケースである1、2回目がファイザー、3回目がモデルナの場合で高熱が出た人を知る以上、これが他人事には思えず、高熱の副反応に備え、万全の体制を期すべく、解熱剤やポカリスエット、副反応で弱った場合を想定して数日分の柔らかめの食料品などの準備を済ませました。
予約時にはいいところがすぐ埋まっていたので会場が混雑するはずが実際に会場へ行ってみるとガラガラで、ものの5分程度で接種完了したのはミステリーではありますが、とにかく無事時3回目接種を完了できてひと安心です。
もちろん、これはあくまで「ワクチン」なので、引き続き、いつまでこういう時代が続くのかはわかりません。
政府による「4回目接種に向けたワクチン確保」の動きも各ニュースメディアによって伝えられている通りです。(※2020/3/17時点)
「まだ続くのか・・・」と憔悴してしまいそうになりつつも、日々の手洗い、うがい、消毒などの感染予防対策の徹底を怠らず、引き続き気を緩めないでいくしかありません。
ちなみに、接種後に政府発行の「ワクチンパスポート」アプリにマイナンバーカードを読み込ませると、以下のように「3回接種済み」との表示に更新されました。
また、翌日以降の様子や副反応の有無などを更新する予定ですので、ぜひ当ブログをブックマークしておいて、引き続きお楽しみください。
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【接種当日の経過】
・接種5時間後→副反応など体調に変化なし
・接種8時間後→同上
<3/17更新>
【接種翌日=24時間後=の症状】
・発熱あり(接種当日深夜から翌朝にかけて37度台の微熱、以降は少しずつ下がる)
・全身を襲う強烈な倦怠感(仕事をするのが厳しい状態)
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もちろん副反応には個人差があり、本記事は私のケースですが、お仕事をされている方は接種当日は言うまでもなく、接種翌日も念のためお休みできる体制を整えておいた方がいいかもしれません。
これから同様にモデルナでワクチン接種を控えている方へのご参考になれば幸いです。


