街で声をかけてくる人は相手にすべきでないという話

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「アンケート」には要注意

アンケートといっても謝礼があるならまだしも、自分の時間を赤の他人に提供しているのですから、謝礼があるにしても微々たるものだろうし、タダでアンケートに答えろとは虫が良すぎます。
個人情報までは取らないにしても、そのアンケート自体には価値があり、だからこそ企業が雇った人を配置して通行人に声をかけてまでアンケートを集計しているのです。要するにそこまで価値のあるものをこちらは時間を割いた上に無償で提供しているということになる、そう考えるとアンケートになんて答えるべきでないという答えが自然と出る気がします。

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アンケートを装った宗教団体の勧誘の可能性もあり

私は以前、霞が関を歩いていた時にとある新興宗教団体がビラを配っており、声を欠けられたことがあります。初老の男女数人のグループでした。
宗教自体は否定しませんが、私は「何かの教え(経典のようなもの)を集団で信じ、自分たちの理想世界の実現までみんなで一丸となってひた走る」という行為そのものが苦手なので、好きな人は好きにやっていればいいけど、私は一切その手の宗教、セミナーの類には興味がないので、勧誘行為もスルーしますし、仮に知人や友人から私個人宛てに勧誘に来られた場合は丁重にお断りします。
宗教やセミナー系のみながらず、ネットワークビジネス、マルチ商法の類も同様です。

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女性の場合はキャバクラ、性風俗店、AV女優の勧誘もある

駅前や繁華街で主に昼間、あまり信用のなさそうなスタイルをした”チャラい”男が若い女性に声をかける、いわゆる「キャッチ」行為を目にすることがありますが、あれは主に、キャバクラのキャスト(キャバ嬢=キャバクラで働く女の子)や性風俗店の風俗嬢、AV出演(アダルトビデオへの出演交渉)のスカウトマンだったりします。
最近はその数を減らしたように思いますが、それでもまだ絶滅はしていません。

ちなみに、夜に駅前や繁華街に立ち、通行人(主に男、老若サラリーマン)に声をかけるのは提携した居酒屋などに客を呼び込む方の「キャッチ」です。「呼び込み」とも言われますが、概ね「ぼったくり居酒屋」や「ぼったくりバー」など違法な店とキャッチ斡旋専門業者を経由して契約をしていることが多く(そりゃそうですよね、ちゃんとしたお店がそんな人と契約を結ばないでしょう。キャッチ斡旋業者を経ているとしても何かあれば最終的にお店の責任が問われるわけだから同様)、そういう店に客を連れていっていくら、という生計で暮らしている場末の職業の人たちです。秋葉原のメイドのコスプレをした呼び込みの女性も、この手のボッタクリ系のキャッチが多いと言われています。

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”エウリアン”や”募金”にも要注意

渋谷や秋葉原などの一角に「ギャラリー」と称して絵画を飾る店舗があるのをご存知でしょうか。
ああいうところの店頭に立ち、通行人(全て男性)に声をかける女の姿をご覧になったことがある人も多いはず。
あれは通称”エウリアン”といって、高額な絵画をローンを組ませて買わせて利益を出しているお店に雇われた店員で、「ギャラリー」の店頭で爽やかな笑顔で通行人の男に声をかけ、立ち止まってくれた人にと親しげに会話してどうにか店の中へ呼び込み、雑談なんかを挟みつつ絵画の説明をはじめ、そうしているうちにあれよあれよと絵画をローンで購入する契約を結ばされるのです。
秋葉原だと、例えば夏には、優しそうな若くて綺麗な女が、時にOL風のかっこうをしたり、時に浴衣姿だったりして、通行人の男を団扇で仰ぎながら「今日もお疲れ様です。中で涼んでいきませんか?」のような声掛けをし、どうにかして女免疫の少ない愚かな男を毒牙にかけて、おそらくは彼女たちの報酬体系であろう成果報酬をせしめようと、虎視眈々と獲物を狙っているわけです。

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世の中は怖いですね。

よく考えてみてほしいのですが、知らない人があなたに声をかけてくる、ということは、その裏に金銭的価値を見出しているからに他ならないわけです。

あなたが男性であろうが女性であろうが、「あなたにとって素晴らしい価値を提供する」ためにあなたに声をかけてくるわけがない、そのような物好きがこの世にいるわけがない、あなたに声をかけているということは、その声をかけてきた人があなたの財布を狙っているだけでしかない、他人に声をかけるということは、そういうシンプルなロジックでしかありません。あなたが休暇中だろうが仕事中だろうが、割かれる時間が長かろうが短かろうかは関係なく、とにかく知らない人から声をかけられて、知らない人のために時間を割くということが不毛であり、その裏には大きなリスクが潜んでおり、安易に知らない人のために足を止めることは危険極まりない行為なのです。絶対にスルー、無視をして相手にしない習慣づけをしておくことが、あなた自身の身を守ることに繋がります。

とにかく、知らない人、怪しい人のために時間を割かず、足も止めず、これが怪しい商売の餌食にならないための鉄則です。


子供の頃、両親や祖父母、学校の先生ら大人たちに耳にタコができるほど言われた「知らない人には絶対についていってはいけません」は正しかった、まさに人生の格言だった、先人の叡智だったと言わざるを得ません。

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