【煙たがらずに見てほしい】私はこれで、禁煙しました。
先日、厚生労働省から発表されたデータがニュースになりました。
厚生労働省が習慣的に喫煙している人の割合を調べたところ、昨年度は17.8%となり、10年間で4%減少しました。 世帯年収別に喫煙している男性の割合を見てみると、年収600万円以上が27.3%、年収400万円以上600万円未満で29.4%、年収200万円未満では34.3%となり、年収が低くなるにつれて喫煙率が高くなっていることが分かりました。 また、年収が低い人についてはこの1年間に健康診断を受けていない人や歯の本数が20本未満である割合も高かったということです。 厚労省は「年収によって健康格差がまだあり、今後の施策に生かしていきたい」としています。 引用:テレ朝ニュース 低所得の男性3人に1人が喫煙者 厚労省調査
私は東日本大震災直後まで喫煙者でしたが、その後すぐ禁煙に成功し、現在にいたるま完全に煙草を卒業しています。
当記事では禁煙に成功した具体的な方法をアウトプットします。
禁煙したきっかけはズバリ「品薄」です。
震災直後、スーパーやコンビニの煙草が品薄で、とりわけ当時私が吸っていたJT製の銘柄がしばらく入手できませんでした。理由はJTの工場が東北にあり、被災したために製造ラインが止まったためと記憶しています。
禁煙に至ったのは数ヶ月間そういう状態が続いたこともありましたが、実はそれ以前から、震災以前に30歳を超えたところだったため健康への意識が芽生えてきたこと、コスト面でも損切りすべきとい考えはじめていたところだったという背景があり、震災直後の「品薄」気配を逆境ながらも禁煙のチャンスと感じ取り、今手元にある煙草までで”卒煙”しようと決意しました。
「今ある煙草は残り数本。これを最後に煙草をやめよう」
「手元の煙草を吸いきったらそれで”卒煙”だ」。そう考えつつも、どうしても禁断症状が出てしまったら1箱だけ購入してまた”卒煙”チャレンジすればいい、くらいに軽いノリではじめました。
結果として、それくらい軽いノリで始めたことがよかったのだと思います。
私はその方法で、その日からピタッと煙草を吸わなくなり、三日、一週間、一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月、半年・・・と記録を伸ばし、ついに”卒煙”を果たしたのです。
もちろん、途中で幾度か危機はありました。10年くらい吸ってきた煙草ですからね。多少の禁断症状(?)のようなものも出ましたし「煙草を吸う夢」も何度か見ました。
しかし、そこは健康とコスパ改善のためだと我が身を奮い立たせ、私の生活から煙草が完全に、まさに煙と消えました。


私は”卒煙”に成功したことを今でも誇りに思っています。とにかくメリットしかないのです。
強いてあげるとすれば「喫煙ルームでのコミュニケーション」という、普段社内でも接点のない他部署の人と会話できる強力なカードを手放してしまったことに損失感を抱いたものの、次第に社会全体が禁煙の世の中になり、企業内や飲食店、商業施設などにおいても喫煙スペースの撤去や縮小の機運がやってきて、捨てた「喫煙ルームでのコミュニケーション」カードの損失感は、まさに煙に巻いたようにどこかへ消え去りました。
禁煙して10年以上になりますが、禁煙した感想としては、
・禁煙直後にやや太る
・愛煙者特有の変な咳や痰が出なくなる
・食事が美味しく感じる
などのメリットがあった気がします。
もちろんこのあたりは個人差があるでしょうが、一箱400円だか500円だかを月に何箱も買うとなるとヘビースモーカーでなくとも少なく見積もっても月に8000円〜10000円程度かかり、年間だと10万円は超えてしまいます。
それでいて健康に悪い、壮年期以降には健康診断や人間ドックで悪い結果が出てしまうことも多く、医者も煙草は万病の元とさえ言い切る、そんなものにお金を払い続けるのかと考えるとバカバカしくなります。
当時はワンルームマンションに住んでいましたが、煙草を吸うと当然ながら部屋が臭い、服も臭くなる、壁も黄色くなる、マンションの退去時に清掃費用を多めに請求される可能性もあるなど、本当にいいことがないので煙草を捨てることはコスパの面でも非常にいいと感じました。
もちろん、煙草を吸っている人がいようがいまいが私にはどうでもいいことですし、喫煙者に対して煙草をやめるべきなどと押し付けをするつもりは毛頭ありません。
喫煙者は自己責任のもと、必要と感じるなら自分への健康へのリスクを引き受けた上で吸い続ければいいと思います。


【関連記事】※アクセス数順
👉 10キロダイエットに成功したノウハウを書いた記事は以下。
▶ 【コロナの在宅自粛太り】ダイエットを始めたいあなたへ
👉 皇居ランを始めたい人向けに書いた記事は以下。
▶ 【最新版】初心者のための皇居ランガイド
👉 マンションへの引っ越しを検討している人向けに書いた記事は以下。
▶ 住まない方がいい物件の特徴17
👉マンション戸建て問わず引っ越しを検討中の人向けに書いた記事は以下。
▶ 住まない方がいいエリアの条件10
👉サントリー新浪さんの「45歳定年」発言についての考察記事は以下。
▶ サントリー新浪社長の「45歳定年」発言に思うこと
👉職場で悩む人は就職なんてただのガチャなんだから気にするなという話は以下。
▶ 【ただのガチャ】職場で活躍できないのは自分の能力が低いからではないという話
👉ガチャ失敗かどうかの判別方法についてまとめた記事は以下。
▶ 経験者は語る「ここガチャ失敗かも」な会社の特徴まとめ
👉私が経験したやばい会社5つについて書いた記事は以下。
▶ 私が経験したエキセントリックな会社5選【芸能・テレビ・広告・制作】
👉今いる会社がブラックかもしれないと悩む人向けに対処法を書いた記事は以下。
▶ 【あなたの会社は大丈夫?】ブラック企業診断 最新チェックリストとブラック企業から抜け出す方法
他人に迷惑さえかけなければ、煙草を吸おうかどうかは当人の問題で他人がとやかく言う問題ではないのは当然で”禁煙ヘイト”などは論外です。
ただ、禁煙によって何らかの病気を引き起こしやすいことは事実だし、副流煙で他人にまで迷惑をかけることもあります。相手が小さなお子さんや病気治療中の人などであればなおさら配慮が必要であることは言うまでもないでしょう。
都心を歩くと、いたるところに煙草の吸殻がポイ捨てされている由々しき問題があることも事実です。
喫煙当時の私のように愛煙者は空咳(肺気腫の疑いすらある状態)のような発作を繰り返すことが往々にしてありますが、このコロナのご時世では外で咳き込むことがそもそもリスク(コロナウィルスへの感染を疑われる、咳き込む声でまわりに迷惑をかけるetc…)だし、喫煙者にこびりつく煙草の匂いが苦手という人もいます。実際、私は元喫煙者ながら、喫煙者の喫煙後の匂いがとても苦手になりました。
大切なのは、喫煙者もそうでない人もお互いを尊重しあって、マナーを守り、住み分けをして、優しい社会を構築していければいいですね、ということです。
冒頭で紹介した「喫煙者は年収が低いデータがある」のニュースには直接関係はありませんが、喫煙のニュースを見て私自身の禁煙成功談を少しでも多くの方にアウトプットできれば幸いと、筆を取るに至りました。
当ブログが禁煙を考えているあなたのお役に立てれば幸いです。

