【学術研究】Googleの不要キーワード除外検索 最短ルート「乃木坂」編
Google検索で情報収集をする際に不要な情報が検索結果に含まれて困ったことはありませんか?
意外と知らない人が多くて驚くのですが、検索ワードに「-(マイナス)」を付けて検索をするとGoogleがそのワードを除外して検索結果に表示してくれます。
今回は「乃木坂」を例に、段階的に除外キーワードを足していき、どこまで除外キーワードを入れれば不要な情報を排除できるのか、「除外検索(マイナス検索)」の結果をダルマ落とし方式に実際の検索結果の画面を掲示して検証していきます。
除外ワード目次

ちなみに・・・
「乃木坂」単体で検索するとワード候補はこんな感じ。
「乃木坂」での検索結果もこのようにノイズだらけになってしまいます。
👉 ちなみに、乃木坂とは六本木の北にある東京都港区内の地名だが、もともと「幽霊坂」という地名であり、軍人・乃木希典の自宅があったが彼の死去後に一体が「乃木坂」になった経緯があるようだ。

「乃木坂 -46」
「乃木坂 -46」だけではアイドルグループの関連情報がまだ出てきてしまいます。
ノイズ情報を完全除外して乃木坂の情報を検索するにはまだ除外キーワードが足らないようですね。
「乃木坂 –乃木坂46」としても検索結果は同様。


「乃木坂 -46 -アイドル」
惜しい!
まだ下の方にアイドル情報(テレビ東京の動画らしきもの)が出てきてしまいます。


「乃木坂 -46 -アイドル -テレ東」
”mission complete!”
Googleにおける「乃木坂」の検索でアイドルグループの情報を検索結果1ページ目から完全除外するには、
「乃木坂 -46 -アイドル -テレ東」
が最少ワード(最短ルート)ということがわかりました。
congratulations!


「乃木坂駅」だとどうなるか
「乃木坂駅」だとただの駅の情報が出るだけですね。
アイドルグループ名のみならず、何かの情報を検索する際に不要なワードが混入するのは検索の時間が余分にかかることもありストレスでしかありません。
このように地名がアイドルグループ名や音楽グループ、テレビタレントなど芸能人の芸名になっていて、かつ、その名前と同名の地名(その土地に因んで芸名を付けた場合もこのケースに含まれる)でその街のことだけを調べたい場合に、この「除外検索(マイナス検索)」の手法が使えます。
逆に言えば、その芸能人が好きな人には貴重な情報であっても、関心のない人にとっては、あるいはその名前と同名かつ違うものの情報を探している場合には、この手法しかないということになります。
「乃木坂」を例に出したのは、あくまで「除外検索(マイナス検索)」の検証結果としてわかりやすいためで、当記事の解説にサンプルとして使用したまでです。
当然ながら、該当のアイドルグループ自体を否定する意図はありません。
ただの学術研究だとご笑納いただければ幸いです。
もっと言うと「乃木坂」の検索結果がアイドルグループの情報で埋め尽くされてしまっているのは、乃木坂というエリアが六本木、青山、赤坂に囲まれた空白地帯のようなところであり、無味無臭で何もなく、狭くて限定的な場所だから悪いのであり、そこに原因があるのです。
※今回の検索結果において、近隣エリアのレストラン情報のレビューにアイドルグループ名が記載されているケースがいくつかありましたが、それらは今回の検証対象には含めていません。
地名と著名人名が同一になってしまっていてGoogleの検索結果が玉石混交であるケースが他にも見つかれば、(私の気が向けば)またノイズ除外の最短ルートを検証した上で、今回のように当ブログで記事にして配信しようと思います。
あなたが何かの情報をネット検索する際の参考になれば幸いです。



