住まない方がいいエリアの条件10
✓ もくじ
コロナ禍で在宅テレワークの機会が増えた方も多いと思いますが、自宅にいる時間が増えた分、自宅のセキュリティー面や防災、騒音などの居住リスクをできるだけ軽減させようとするマインドが働くようになると思います。
地方出身で今は東京都心に暮らす私ですが、これまでいろいろなところに住んできました。
そんな私の経験上で、物件の「NG条件」が10ほどありますので皆様の転居の参考になればと記事としてアウトプットすることにしました。
👇 住まないほうがいいエリアの条件10 👇

治安の悪い場所
言うまでもないですが治安の悪い場所は生活する上でリスクが高いです。
犯罪率は警察や行政機関のHPなどで調べられますので引っ越す際には事前にその土地について調べておいた方がいいです。
凶悪事件がよく起きるなどは論外ですが、その街を事前調査として歩いてみてそのエリアに住む人々の雰囲気や民度を実際に肌で感じてみるとリスクマネジメントとしての情報リサーチの精度が上がります。

学校の近く
小学校や中学校、高校、大学の近くは登下校時に騒々しくなりがちです。
子供好きかどうかは関係なく、日常生活にできるだけストレスは抱えない方がいいので、付近に学校がある場所は避けるべきというのはリスクマネジメントとしては必須だと思います。

大通り沿い
大通り沿い、とりわけ信号の少ない直線の道路になると飛ばす車やバイクが多いので窓を開閉に関係なく大きなエンジン音の車両の騒音に悩まされがちです。
それ以外にも緊急車両のサイレン音、選挙カーや、場所によっては政治団体や政党の街宣車、あるいは求人媒体などの広告トラックの音と付き合わなければならなくなりますのでストレス負荷の機会が増え、オンライン会議の阻害要因にもなり得ます。

下町
古き良き下町には庶民的な商店が多い、街の人が温かいなど住むに際してはメリットも多いのですが、町内会の活動などコミュニティー内の付き合いや行事が多かったり連携が濃密だったり回覧板とか寄り合い、会合などがあるためそれに時間をとられるというデメリットもあります。
ある一定以上の年齢の方はそういうコミュニティーに慣れているかもしれませんが、現役世代にはややきついというかアップデートされていない文化となりつつあり時代的な齟齬が出ている気がします。
また、下町には性格の荒っぽい人が多く住んでいることが多く、それ自体が治安の悪さに結びつく場合もあります。

繁華街の近く
飲み屋街やネオン街から至近距離にあると泥酔した人がいたり、スポーツファンが騒いだり、ハロウィンや大晦日から元旦の新年にかけてのカウントダウンなどの乱痴気騒ぎ、お祭り、イベント開催などに巻き込まれ、日常生活に支障をきたしてしまう場合があります。
そういうエリアはタバコの吸い殻やゴミが多く見られて街の景観が悪いのも悩みの種です。不衛生、不潔な街には住みたくありませんよね。

川沿い
台風などの水害リスクが高い川沿いは避けたほうがいいです。
どうしても川沿いに住まなければいけない場合はできるだけ小高い場所を選んだ上でしっかりと防災対策をしておくべきでしょう。
低地でもマンションの上の階だから浸水の心配がなくて安心というわけにはいかず、近隣が洪水被害に遭うと近隣の都市機能が麻痺するなどのリスクがあります。

山沿い
これも災害リスクの観点から避けるべきでしょう。
とりわけ、急峻な山や崖が近くにあるとか、盛り土があるところは崖崩れの可能性があるため危険エリアです。

区画が整理されていない場所
再開発から取り残されたエリアは細い路地が入り組んでいるなど火災の際に消防車が入れず消火が遅れるなどのリスクのほか、防犯上も犯行が目立たないなどのセキュリティー上のリスクも高いです。
地震が起きた際、近隣に古い建物が多い場合はそれらの崩壊に巻き込まれるリスクもあります。

水に関係する地名がついた場所
具体的な地名の記載は避けますが「水」に因む地名のエリアは元々は池や沢があるなどして地盤が緩いことが多いとされていますのでリスクマネジメントの観点から居住は避けたほうがいいです。
私の住む東京都心はそもそもが昔は海だったところが多いなど地盤が弱いとされていますが、とはいえできるだけ地盤の強いところに住むことがリスクの軽減に繋がります。

観光客の多い場所
近年では主にインバウンド観光客が激増した都市で「オーバーツーリズム現象」が起こっていて、地元住民の日常生活を阻害する事態が問題になっています。自分の住む街に観光客が訪れてくれること自体は嬉しいことですが、地元住民としての日常生活や仕事の支障になる要素を無駄に抱える必要はありません。
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本記事の内容はあくまで私個人の意見で私が転居、居住時に意識している「居住エリア」として避けたいネガティブポイントです。
今回はあくまで「エリア」としての住まないほうがいいところをピックアップしましたが、「オートロックがない」とか「事故物件である」とか居住しようとする物件としての気をつけるべきポイントについては後日別記事でアウトプットしようと思います。
また、転居候補地のリサーチには「今昔マップ」を使うといいかもしれません。
そのあたりに以前何があったか、街の歴史などを知っておくだけでも新居選びを失敗しないことにもつながります。
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✏️ 本記事の続編「住まない方がいい物件の特徴17」については以下からご参照ください。
▶︎ 住まない方がいい物件の特徴17
✏️ 「今昔マップ」の使い方については以下の過去記事をご参照の上でご活用ください。
▶︎ 「今昔マップ」の凄さを皆もっと知ってほしい
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引越し先を探しているあなたへのご参考に僅かでもなれば幸いです。


