もはや文字が書けない宇宙人と化してしまっている件

テック マインド 生活

パソコンやスマホのネイティブ世代ではない私ですらパソコンやスマホ依存で文字を書けない体になってしまっている。

文字を書けない、というか文字を忘れている。
自分の名前は住所すらまともに書けない。
明らかに生命体としての退化であろう。

それなのに役所や銀行、不動産などではいまだに容赦無く紙に自筆で認めさせられる。自筆フェチにもほどがある。
先日書いた記事でも疑念を呈したが、選挙の期日前投票用紙はわざわざ自筆で住所氏名とか投票日当日に投票に行けない理由を認めさせられる。

✏️ 期日前投票用紙の謎仕様について書いた過去記事は以下
▶︎ 選挙の期日前投票用紙の謎仕様


こんなものは全てネットで、PCのキーボードかスマートフォンでサクサク完結させれば市民と行政側でお互いにコスパが向上してWINWINではないか。
それなのに行政関係は自筆にこだわる。
民間でも不動産業や銀行などはそれに近しい。
これはなんの苦痛か、苦役か、罰ゲームか。

政府に至っては、なんのためにマイナンバーカードを国民に取得させたのか。
「SDGs」のお題目が聞いて呆れる、へそが茶を沸かす所業。

そんな中、こんなニュースが先日報じられました。

やればできるじゃないかと褒められたものじゃないくらいに遅すぎる話ですが、とにかくとっとと実現してほしい。
過去記事でも書いたが、東京都のワクチン接種の申し込み方法や粗大ゴミの出し方がほぼオンラインで完結できるので、それらもいい線をいっていると思う。
つまり行政だってやればできるというわけだ。単に本気になっていないだけなのだろう。

✏️ 東京都の粗大ゴミの捨て方についてガイドした過去記事
▶︎ 【完全ガイド】東京都粗大ゴミの捨て方
✏️ 東京都のコロナワクチン接種の申し込み方法についてガイドした記事
▶︎ 【完全ガイド】東京都ワクチン接種の申し込み方法


今どき、我々フリーランスはお仕事の受注をする場合、契約書はクラウドサインで済ませる。
請求書もスプレッドシートで起こしたものをクライアントにメールかスラックで送付する。
つまり紙は不要でオンラインで完結できるわけだ。
こんなことはもう常識となりつつある。
コロナ禍においてテレワークやGoogleMEETやZOOMなどでのオンライン会議や採用面接が主流となりつつある中で、無駄な接触を避けるためのオンライン手続きがIT業界では浸透し始めている。
これに対して行政は全くの時代遅れ、IT系などの民間企業に比べて3週遅れのビハインドがあるが、当の役人や行政の人間はこれを危機と受け取っていない可能性すらある由々しき事態だ。

政府行政一切の手続きのデジタル化と簡素化を具体的な政策を掲げる政党があれば若い人にバズるのではないか。
我々現役世代からそういう風潮を作り上げていけば政治家の意識も変わるのか。

北欧では国民IDのような個人情報が入ったチップを手首に埋めるところまであり、それで行政サービスや商店での決済ができ、交通機関もそれで乗ることができるのだと聞く。
もちろんそこまで極端ではなくとも、それくらい社会の手続きや決済全般がデジタル化すればいいなと切に願うばかりである。世の中の手続き全般が、あまりに非合理的で時代遅れである。
そういうところを「わかってる」政府の登場が望まれる。

日本結婚相談所連盟