BOSEワイヤレスイヤフォン3種 徹底レビュー

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  • BOSEフリークの私が同社のワイヤレスイヤフォン「Bose QuietComfort Earbuds」のレビューを書きました。

✓ もくじ

BOSEイヤフォン3種の性能と特徴比較

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私がBOSE製品を愛するワケはスバリ音質の良さ。
私の世代でBOSEは、ヤンキーのお兄さんが改造車に載せる重低音スピーカーのイメージでした。
社会人になり、同僚が使っていた当時有線のBOSEイヤホンを使わせてもらったところ、その抜けるような重低音に痺れ、すぐ購入しに行ったのを覚えています。値段は高いですが、他社と比較して重低音が強く、抜けるようなサウンドが、私が好む音質だったのです。

時は流れ、BOSE製品は今はPCやスマホでワイヤレス(Bluetooth)イヤフォンとして私にとっては欠かせないものになっています。(プロフィールにも書いてあるとおり)


現在、私はBOSEイヤフォンだけで3つ持っていて、使用場所やシーンによって使い分けています。
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(1)SoundSport wireless headphones(写真左)
(2)SoundSport Free wireless headphones(写真中央)
(3)Quiet Comfort Earbuds(写真右)


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(1)SoundSport wireless headphones(写真左)は主に外出時(通勤など)のスマホ(iPhone)の通話と音楽か動画の視聴用、テレビの視聴用、PC(私の場合はiMacやmacbookproなど。Windowsでもたぶん大丈夫だと思いますがOSごとに要確認)でのWEB会議用。

なお、イヤフォンを使ってのテレビ視聴にはテレビの音声プラグに繋ぐBluetooth発信器などが必要で、有名どころの (JPRiDE) JPT1 Bluetooth ver 5.0 超小型 トランスミッター & レシーバー(写真右)などであればBOSEの上記の3種イヤフォンでテレビの音を聞くことが可能です。
外出時に(1)SoundSport wireless headphones を使用するのは、左右がつながっているため落とすリスクが低いため。左右完全独立型だと例えば電車の線路や道路の側溝、川などに落とすと大変です。

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(2)SoundSport Free wireless headphones はウォーキングや散歩、プライベートの近場への外出時にスマホで使用。


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(3)Quiet Comfort Earbuds は自宅用。主にPC(iMac)で使用。


(1)SoundSport wireless headphones と(2)SoundSport Free wireless headphones に関してはもう5年くらい使っていますが音質の劣化はありません。バッテリーの減りがやや早くなっている気がするくらいで、今のところはまだ不便さを感じていません。使用歴4〜5年で、フル充電で2〜3時間程度は使用可能です。

今回新調したのがBOSEの新製品、(3)Quiet Comfort Earbuds(ボーズ クワイエット コンフォート イヤー バズ と読みます ※快適なカナル型イヤフォンという意味)です。
同製品は口コミでの評判は概ね良かったのとBOSE製品フリークの私としては同社からの新製品は買わずにはいられないので発売即購入。まだ使用数ヶ月時点ではありますが、同製品の購入を検討している人向けに私なりの感想をレビュー記事にしました。


Quiet Comfort Earbuds の長所とは。
音質はBOSEのいつも通りのクオリティー。
ノイズキャンセリング機能がすごい。
左右のイヤフォンをタップして操作可能。

ワイヤレスイヤフォンをお使いの方はご存知かと思いますが、BOSEのワイヤレスイヤフォンもPCやスマホで使用するには「ペアリング」という作業が必要です。
私はBOSE製品しか使いませんが Quiet Comfort Earbuds のペアリングもBOSE他製品もしくは他社のワイヤレスイヤフォンとだいたい同じ操作方法かと思います。ただし、Quiet Comfort Earbuds の場合はペアリングスイッチがイヤフォン本体に付いていません。充電キットにあるボタンの長押しでペアリングができます。(写真赤丸部分)
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買ったばかりではありますが、フル充電で5〜6時間くらいの継続使用が可能です。
その他よく使う操作方法については次項でピックアップします。

Bose QuietComfort Earbuds の基本操作ガイド

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Quiet Comfort Earbuds では以下のような操作が可能です。

再生中メディアのオン・オフ
左右いずれかのイヤフォンを外すか、右イヤフォンのロゴ部分を「トントン」と(早めの)2タップ(ダブルクリックの要領で)をすると、再生中のメディア(音楽、動画など)を停止、再開できます。
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ノイズキャンセリング機能(3段階)の調整・変更
左イヤフォンのロゴ部分を「トン」と1タップすると、ノイズキャンセリングの3段階を調整できます。強・中・弱レベルがあり、1タップで切り替わります。
ノイズキャンセリングを最強にしたい場合は強になるまでタップすれば、周囲の音がかなり聞こえなくなります。
今のノイズキャンセリングがどのレベルか視覚で確認するツールはないですが、メディア再生中でなく無音の状態でもノイズキャンセリングのレベルはわかります。
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Siriを呼び出す
右イヤフォンのロゴ部分を長押しすると、iPhoneやiMacなどiOSデバイスとの接続時にはSiriを呼び出すことができます。
もちろん、マイク機能付きですのでSiri経由でアプリを呼び出したりも可能です。
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Bose Quiet Comfort Earbuds の欠点

Quiet Comfort Earbuds にも欠点があります。

再装着時に接続中デバイスのアクティブな音声メディアを自動的に再生(再開)する。
バグ、仕様として諦めるしかないのかもしれません。イヤフォンを外した際に再生中の音声メディアを自動停止する機能はいいとして、自動再開機能については便利なようでシーンによっては不便です。専用アプリ側の設定で変更できるのかもしれませんが、私のiPhoneでは Quiet Comfort Earbuds が認識されず(※画像参照)、設定の確認、変更ができません。また、Quiet Comfort Earbuds はこれまでのBOSEアプリではなく Quiet Comfort Earbuds 専用アプリでないとコントロールできない仕様になっているようで、これまでのBOSEアプリでは設定などができません。
※iPhoneとの接続自体はできているものの Quiet Comfort Earbuds の設定画面が専用アプリから認識されない事象のようで、原因は究明中です。iPhoneにつないでYoutube、Spotifyなどの音楽の再生と電話通話、SkypeやWEB会議ツールなどの通話は可能です。ただし、左右完全独立型のイヤフォンなので音は左側からしか聞こえません。
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専用アプリの接触と使い勝手が悪い
先項の通り専用アプリと Quiet Comfort Earbuds とiPhoneの接触が悪く(相性?容量?)、初期設定の英語ガイダンスをオフにできずオンのままで使わざるを得ず、起動時に毎回、接続デバイスと充電のパーセンテージがガイダンスされます。アプリで設定管理できないため、充電のパーセンテージを視覚で確認できません。
※iPhoneとの接続自体はできているものの Quiet Comfort Earbuds の設定画面が専用アプリから認識されない事象のようで、原因は究明中です。iPhoneにつないでYoutube、Spotifyなどの音楽の再生と電話通話、SkypeやWEB会議ツールなどの通話は可能です。ただし、左右完全独立型のイヤフォンなので音は左側からしか聞こえません。
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2021/7/10更新
左右完全独立タイプの Quiet Comfort Earbuds の方の通話品質は悪くないです!
左右きちんと聞こえ、マイクも正常に動きました!
開封当初のバグだったのか、原因は不明です。お詫びの上、訂正します。

なお、iPhone11に専用アプリを入れても Quiet Comfort Earbuds の設定ができない症状は継続しています。(原因不明)

通話や会議には不向き
先述のとおり、SoundSport Free wireless headphones 同様、BOSEの左右完全独立型ワイヤレス(Bluetooth)イヤフォンはスマートフォン、PCいずれも、電話通話、ZOOMやGoogle MEETなどのWEB会議での音声通話は左イヤフォンしか音声が聞こえません。
SoundSport wireless headphones(左右が有線で繋がったタイプ)は両側から音声が聞こえるので通話やWEB会議に向いています。
左右完全独立タイプの Quiet Comfort EarbudsSoundSport Free wireless headphones については左右完全独立なのにあの音質を担保できたのだから、通話の品質まで求めるのは酷と考えるしかありません。

紛失リスクがある
SoundSport wireless headphones のような左右が繋がったタイプだと外出時に落とすリスク、紛失するリスクが低いですが、Quiet Comfort Earbuds のような左右完全独立型イヤフォンは紛失リスクが高いので外出時に使用する場合は要注意です。なにせ数万円もする高価なイヤフォンです。
SoundSport Free wireless headphonesQuiet Comfort Earbuds とも通常の徒歩やランニング程度では落ちることは私の場合はありませんが、何かの拍子に落ちることは想定しつつ、気をつけながら使う方がいいです。

まとめ

ノイズキャンセリング機能には要注意。

私の場合、Quiet Comfort Earbuds は自宅用に使っています。それはノイズキャンセリング機能がすごすぎて、外出時には危険だと思うからです。車が近づいている、クラクションや踏切の警告音が鳴る、誰かが叫んでいる、緊急車両サイレン、災害時のアラームなどを聞き取れず、気づかない可能性があるからです。
いくらノイズキャンセリングとはいえサイレンなど街の雑音やノイズが全く聞こえなくなるわけではありませんが、聞き逃す可能性は高まります。ノイズキャンセリング機能はそれくらいにすごいです。

また、本記事で紹介したBOSEのワイヤレス(Bluetooth)イヤフォンは「防滴」とは書かれていますので多少の雨に濡れる程度は私の場合は故障しませんが、「防水」とは意味合いが違いますので、水分水気には故障の原因になり得ますので要注意です。

左右完全独立型については何度も言いますが紛失リスクが高いので外出時はお気をつけください。何せ安い買い物じゃないですからね。
BOSEのスピーカーについてはまだ持っていないのですが、いずれはスピーカーのレビューも書きたいと思っています。


本記事が少しでも多くの人のお役に立てますように。

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