【一年やって気づいた】日記をつけるとこんなにメリットがある

マインド 生活

トミタウロスのブログ

「日記をつける人がたまにいるけど、毎日書くのめんどくさくない?何のために書くの?日記をつけるメリットって何かあるの?」

こういった疑問にお答えします。

本記事のテーマ

  • 「たかが日記」と侮るなかれ。今年1年間日記をつけ続けた私が、日記をつけることで生活の質が向上した理由を公開して、日記をつけることの重要性と日記の面白さをお伝えする記事です。

✓ もくじ

日記なんかつけたことがなかった私が2020年元旦にふと日記を書きはじめて1年が経ちました。
動機は特になく、自分の行動履歴を記録しておけば生活や仕事へのアドバンテージになるかも、くらいの感覚でした。
日記と言っても紙の日記帳に手書きするわけではなく、Macに標準で入っているカレンダーに終日のスケジュールという形でその日に起きたことや思ったことや自分の行動履歴を書くデジタルの日記です。
日記を1年間毎日書き続けてみて、日記を残すことは確実に生活の向上につながると実感しました。
本記事では、なぜ日記で生活の質が向上するのかを私の今年一年の経験をもとに解説しています。
日記を書いていない人も書こうか迷っている人もすでに書いている人も、ぜひお読みいただければと思います。

日記をつけるメリット

トミタウロスのブログ

日記を1年間つけたことでいろいろと気づきを得ました。
日記をつけたことのメリットをまとめました。

自分の過去の行動履歴を追える
デジタルの日記=ログを残すことの最大のメリットは過去の自分の行動履歴を検索できるということです。
カードの明細に覚えがないものがあるのでその日の日記を確認したらデパ地下ではじめて買い物をした店名だったとか、このアマゾンの支払いなんだけっけと思って日記を見て何を買ったか思い出すみたいなこととか、何ヶ月前に買ったあれどこにしまったっけとか、あの書類の手続きはいつどうやったんだっけ…など。
日記で当日の行動を詳細に書いておけば、あとになってこれらをcommand+Fで簡単に確認できるというわけです。

自己反省と改善、PDCAを回せる
上手くいったこと、ミス、こうすればよかった、次回はこう改善しようなど、仕事や生活面で学んだことを記録してくことで自分自身のアップセルへつなげることができます。

アウトプットすることでメンタルが安定する
日記としてその日起きた出来事や行動履歴などをアウトプットすることはメンタルにいい状態をもたらすという気づきを得ました。その日のことを思いのままに書き殴るため、ストレス発散になっているのかもしれません。毎日のルーティンがあった方が生活にハリも出ます。

アーカイブしていけば人生の財産となる
後世に残すという大それたことまでは考えませんが、自分の人生においてこの日記のアーカイブがたまっていけばいくほど、大きな財産になると思います。

日記を財産にする

トミタウロスのブログ

前項でも触れたように、単純にその日に起きたこととか思ったことだけでなく、あとあと自分の行動履歴を確認したり自分の未来に生かせるような日記にすると、日記が財産になると思います。

まず前提として、私の環境はMac2台(iMacとmacbook)とiphone1台、Apple Watchを1つ持っていますが、普段からこれらを全てiCloudで同期させてデータを共有させて使っています。
Windowsでについては詳しくないのですが、日記を書くデバイスやデータの運用方法などはそれぞれの環境に合ったものを選べばいいと思います。
あくまで今回の記事は私の環境においてベストと考える、日記を財産にする方法を書きます。

✍️ 財産になる日記の書き方
Macの純正カレンダーにメモを起こすという形で日記を書きます。
ずっとやっていくとカレンダーに書いた日記がたまっていくので定期的に抽出します。
その際にキーワードで一括検索で抽出をかけたいので毎日の日記の冒頭に【日記0101】のような「日記」という検索用のキーワードを書いておくことをおすすめします。
トミタウロスのブログ

カレンダーにメモとして書いた日記を抽出したら、同じくMacの純正メモ帳に貼り付けて保存します。たった1〜2分の簡単な作業です。
この日記のメモ帳のデータを年次で蓄積していけば、ライフログとしてアーカイブ化できます。
また、私のようにクラウドでデータを共有できるようにしておくと、パソコンだけでなく、外出先からiPhone、iPad、Apple Watchなどでも日記を確認したり書いたり修正したりできるので便利です。

✍️ 財産になる日記を書くために日々心がけること6つ
✅ 1. 日付と起床時間と起床時の天気から書き始める
✅ 2. 出来事は【5W1H】で書く
✅ 3. 外出仕事買い物支払いなどの行動を書く
✅ 4. 仕事や生活で得た気づきや学んだことを書く
✅ 5. その時湧き上がった感情や今後どうしてくべきと考えどう行動したかを書く

✅ 6. 文章の上手い下手や短文長文は気にせずありのままを書き殴る

その日に起こったことや行動、買い物、支払いなど生活面や、やり遂げた仕事ややらかしてしまったミスなどの仕事面のログもきっちり残しておくことで自分自身のPDCAとアップセルへつなげることができます。
ただの日記ではなく未来の自分のために書くというマインドが大切です。

激動フリーランサー2020年の日記を公開

トミタウロスのブログ

一年を振り返り、本当に日記を書いておいてよかったと痛感しました。
今年はフリーランサー試練の年とも言えるくらい、良く言えば刺激的でイレギュラーなことが多く、来年以降の人生の糧となる経験もたくさんしましたし、日記としてログを残していたことで自分自身のPDCAにも大いに役立っています。
日記はデータ化してアーカイブしていくつもりです。

参考までに、私が今年つけた日記の一部を公開します。
個人の日記なので取るに足らない内容であり、外に出すつもりがなかったため殴り書きで文法の乱れがある点はご容赦ください。

———————————————————————————————————————
✍️ 1月
トミタウロスのブログ
元旦の日記。1日目なのでまだ起床時間や天気のことから始めるとかテンプレが定まっていないし、まだコロナのコの字もない。 今年が激動の年になるとはつゆも思わず、正月ということもあり、のどかな空気。

トミタウロスのブログ
正月二日目の日記。謎の初夢を見たことについて書いている。全く記憶にない。
田舎ではやることなくいつも退屈している様子が日記からも窺える。

トミタウロスのブログ
正月5日目。東京に戻り都会の怠惰な生活を取り戻したらしい。

トミタウロスのブログ
1月下旬。コロナの話題が出始める。まだ「コロナ」という言葉は出ておらず「中国の肺炎」としている。

———————————————————————————————————————
✍️ 5月
トミタウロスのブログ
年始に契約したばかりのひかりテレビforドコモやアベノマスクについての話題が登場し始める。
ひかりテレビドコモについては端末が粗悪品でバグが多く、その後もいろいろ苦労し、結局転居とともに解約。端末だけが残った苦い思い出となる。
———————————————————————————————————————
✍️ 6月
トミタウロスのブログ
転居の準備と粗大ゴミや資源ゴミの処分について書いている。
———————————————————————————————————————

このように日記をつけておくとあとから振り返りができて今後にも生かせますよね。
これだけでも日記を書くことの必要性を感じていただけたのではないでしょうか。
私自身は日記という大きな武器を手に入れたことで明らかに生活の質が向上しました。

まとめ

過去を知り未来に生かす、まさに温故知新。
元旦に突如として始めた日記は1年毎日書き続けましたので、本記事で公開した日記はほんの一部でしかありませんが、他の日は長文が多く、その日に起きたことや学んだことや仕事のこと、自身の行動履歴を詳細に書いています。
とりわけ、「新型コロナ」という言葉が出現し政府の緊急事態宣言が発出されたあたりはフリーランサーの私の生活も激動期で、今になって読み返すとかなりシビアな時期をどうにか乗り越えようとしながらも、見えない未来への不安や憤り、手探りの様子が克明に書かれています。
本記事でもそのあたりの日記も公開しようか悩みましたが、諸事情により公開できませんでした。

今年がコロナとの「戦争」と捉えるとすれば、今年の日記は山田風太郎の「戦中派不戦日記」のような記録文学として読み返すと、いろいろと感慨深いものがあります。
日記をつけはじめた1月時点では今年がこんな年になるとは思いもしなかったのですが、日記があったおかげで仕事や生活面でPDCAを回して自分自身のアップセルができ、何よりこうしてブログに書いて外に向けてアウトプットができたことが、日記を1年間毎日欠かさずに書いてきてよかったと痛感する理由です。

こういう日記術を記事にして公開すると「几帳面な性格だ」と思われるかもしれませんが、私の性格はむしろずぼらな方です。
それよりも、日記は自分自身のライフハックにも使えそうだし過去の行動をアーカイブしておくことで財産になるかもしれないという無限にして最強のメリットを感じたので、日記を書き続けることができました。

日記を書こうとする人だけでなく日記に興味のない人、自分には日記なんて書けないと思っている人も、毎日でなくとも自分のペースでいいので、試しに明日から日記を書いてみてはいかがでしょうか。